2015年8月9日日曜日

夕暮れのヤマベ釣り


ヤマベ釣り。それは山本素石の作品にもあるように、盛夏から晩夏の頃が一番似合う。
それも、川下から風が流れ始める夕方が良い。
夕闇が迫り、コントラストの強くなった川面に広がる波紋は、見ているだけで心地よい。

人は少ない方がいい。しかし、一人だと寂しいから、程よく目配せをする人がいるくらいが、丁度良い。








毎日の日照りで垢ぐされた川に足を浸す気にはならないし、護岸から投げるドライフライは夕焼けの逆光を浴びて殆ど見えなかったが、それでも幾匹かの魚は僕の毛鉤に遊んでくれた。



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