2014年5月26日月曜日

お気に入りの谷へ

毎年、この頃になると、野性味溢れるイワナに会いたくなります。

大好きな場所に足を運んでみました。







約1年ぶりに訪れたこの谷は、ちょっと信じられないくらいの雪が未だに残っていました。



しかし意外なことに水温はそれほど低くなく、これは残雪が解けずに残る最低限の気温上昇が、この5月下旬まで続いているという意味だと思います。
このままだと、この雪は8月以降も残るかもしれませんね・・・。




この日の最大サイズ
釣果の方は「この谷としては」それほど良くありませんでしたが、まぁ普通の川であれば「良く釣れた」といって差し支えの無いものでした。

でも、魚の出るポイントが悪く、人の気配濃厚な印象を持ちました。
淵で釣れた魚を一段下に投げ込む釣り人がいますね。魚は大淵よりも狭い場所の方が安全だと認識しているようで、ちょっとびっくりするような小場所から、ちょっとびっくりするほど沢山出てきましたよ。





よく自然を愛する的な釣り人は、バーブレスフックを推奨したりしますけど、
本気で食べにくる魚の習性を知っていますか?もちろん知っていますよね。

本気の魚は必ず、「ひとのみ」に針を咥えます。すると、針はほぼ必ず、顎関節や鰓周辺、脳のあたりに刺さります。
魚を飼育した経験のある方は分かると思いますが、魚ってちょっとした事で障害が残るんですよね。
分からない方は、自分の飼育している金魚にでも、釣り鈎を咥えさせてみるといいでしょう。

6〜7寸の魚が、6号以上あるいは#16以下の針を咥えるとどうなるか?
釣り人の入る川は、そうでない川に比べて平均サイズが小さいのはこういった原因も主な要因ではないかと考えています。非常に残念な事ですけどね。










腐ったブナの木に無数の穴があいていた






谷には大きな雪庇が残り、食べ頃を少し過ぎたタラの芽が出ていて、
尾根では春蟬が鳴き始めていました。
2月の大雪で杣道は荒れていて、人が付けた真新しい道は、正規ルートを外れてガレ場に続いていたり、昨年かけられたばかりの丸太橋が真ん中から折れていたりと、危ない場所が幾つかありました。









行きと帰りに同じ場所で、若いメス鹿を見た。多分同じ個体だと思うが、2度目はお互いに「あっアイツ・・・」と思ったと思う(笑)
その距離凡そ5mほど。お互いに数秒間見つめ合った後、小走りに谷を下って行きました。









4 件のコメント:

  1. なんか・・あいかわらず てんしょん たかいところ 好きです。

    こちら 落ち着きました。

    また、お暇なとき 誘ってください。

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  2. monkeyさん

    すっきりしましたね。
    此方こそ、またお願いします。フライでバス教えてください(笑)

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  3. おお~、行って来たんだね!私も本日同じところに行って参りました!

    淵で釣れたのを一段下にリリースするのは、釣れた淵を荒らさないでおく為だと思うよ。
    アワヨクバ同じ淵でもう一匹・・・。という釣り人心理か!?

    あんなにアプローチがシンドイのに、けっこう人が入っている印象が・・・。
    新規開拓も視野にいれないとダメなのかね~。

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  4. やまちゃん

    あそこは一目につくからねぇ。
    月に一人しか入らなくても、釣ってる現場を見下ろす人は結構沢山居そうだし。
    それより途中の本流沿に降りられる所が結構あるのを見つけたよ。

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