そこで釣れたのは不思議なイワナでした。
今年初の渓魚。祝解禁。 |
オレンジの朱点、格子目のようなパーマーク、オレンジ色のお腹。
長野県のM川で良く見られる、ヤマトイワナの特色を強く残した個体です。
ニッコウイワナの白い斑点が尾に向かって強く、頭部はほぼ無班。ヤマトイワナとニッコウイワナの交配種に見られる特徴です。
丹沢の固有種(ヤマト系)は昭和の関東大震災で絶滅状態に陥ったといわれていますが、本当なのか??
因に、この沢で平均的に釣れたのはこのような個体でした。
白いナメとゴーロの岩場を釣り歩き、のんびりとしたイワナ達と遊んで、
遡行図に記されている退渓場所は大雪による雪崩で全て崩落、残雪の残る枯れ沢を数100m以上つめ上げて、ガレ場を木の根伝いによじ上り、3時間の尾根歩きの後に車まで帰り着く事ができました。
「死ぬかもしれないな」と思った、初めての沢でした。
だけど、都心ほど近くにこんなに場荒れしていない沢がある事に、驚きと感動をもたらしてくれました。
そして何よりも、祝解禁!達成です。
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