2013年5月28日火曜日

5月26日 邪念渦巻くハイキング


朝5時半頃起床。


夜12時近くまで焚き火を焚いていたためか(自然鎮火)、獣の気配もなくぐっすりと眠ることが出来ました。
壊れたテント狭かったけど(汗笑)


今日は釣りをしようかな、それともどうしよう?






なにせテントの目の前が川なものですから竿を振りたいのは山々ですが、昨日あれだけ釣った川へまた入るのは気が引けるし・・・。
物は試しと、最寄りの山へ登ってみる事にしました。

ご飯を食べても6時過ぎ、時間はたっぷりありますからね。



ウェーディングシューズがあるため、一泊といえどザックの重量は13kgほど(出発時)食糧分減っているとはいえ、水にぬれたシューズは+αの重さになっています。








さて、

行ける所まで行ってみようかな。






うーん、気を抜くと落葉を踏み抜いてしまいそうだ。

そういえば、この辺りの河原にお墓があったっけ。







どんどん標高を上げて、見渡す景色もだんだん明るくなってきます。
日も昇って気温も上がりますが、ほど良い風が吹いていて気持ち良い。






2時間ほど歩いて、稜線に出ます







突然目の前に、携帯電話の画面とにらめっこしながらテクテク歩く、いかにも場違いな野郎が。

そして、尾根道には大量のハイカーが。



行列出来てるよ。2000m級の山で。



しかも、いかにも!な山ガール(ダブルストック)や、白い顔したメンヘラー臭たっぷりの若者(ダブルストック)が大量。
こっちが登りなのに避けもしないオバサン軍団やら、目の前でふらついてコケてるおっさんも。。。



こちとらバイクを降りて直ぐに拾った相棒(木の枝)を捨てずに大事に持って来たのに・・。どいつもこいつもダブルストック!

木の枝持って歩いてるの、俺だけじゃん。笑
しかも、魚すくい網と釣り竿をザックに差してるのも俺だけじゃん。


なんかすげー浮いてるし。。。



近年の山岳遭難事故の異常な多さ。。。 これじゃぁ・・・。無理ないわ。




・・・うざっ。



とにかく、さっきまでいた静かな谷とのギャップが激しすぎて、早々この場から退散したくてしょうがない。
次峰だけ確認、山頂はパス!


とりあえず次峰から1枚。

おばちゃんハイカーが、隣で「とっても奇麗ねェ~~」ですって。






とにかく一刻も早く、人だらけの場所から逃げたくて、そそくさと帰り路へ。

幸運にもこの道は正規コースから外れた裏ルートのため、すぐに静かになりました。






誰もいない尾根道で、インスタントコーヒーを淹れて心を落ち着かせます。

ここは1800mくらいかな?
なんだか遥か遠くで人の声がぎゃあやあする。 うっせー。










山ではハルゼミの大合唱。


しかし、顧みれば雑然とした人ばかり。







登山って一体なんだろう??
少なくとも、自分とは相容れない登山というものも、あるんだなぁと感じた一日でした。

前日の釣行ではたったの一つも見かけなかったゴミが、この山には沢山ありました。




邪念というか、人の毒というか、嫌な気を払いたくて、帰りにさっきの谷よりもよっぽど危険な川で竿を振り、強風で毛鉤のコントロールもままならず、ボウズを食らい家路についたのでした。



あんな所に行くくらいなら、家で家族とアイスでも食べてた方が100万倍楽しいですわ。


2 件のコメント:

  1. 二日間お疲れ様でした。

    日本の山は何処もoveruseみたいですね。
    アウトドア用品店に知合いの居る身としては、山ブームで盛り上がるのは良い事だと思いますが、ゴミ等のマナーはしっかりして欲しいものです。

    願わくば、この登山ブームから派生して、人が沢登り方面に流れてこない事を祈るばかりです。

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  2. いわといわな氏

    お疲れ様です。今回はすまんでした。

    ブーマーが沢登りに流れて来ても、精々ゴミを捨てるか落っこちて怪我で済むけど、釣りには流れてこないで欲しいな。あいつら多勢に無勢で虐殺するよ、絶対に。
    自然への畏敬がなさ過ぎるもん。

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