2013年12月20日金曜日

ウルトラライト・ウォレット

ひょんな事からブログを通じて知り合った郡司さんに作って頂いたおサイフ。
ご本人から「是非使い心地と感想を教えてください」というのを条件に? 譲って頂くことが出来ました。

1月以上経ってしまいましたが、遅ればせながら、ここでレビューをさせていただきたいと思います。











ここ数年トレイルランニング等で「ウルトラライト」と呼ばれているコンセプトの道具がチラホラと目立っていますが、より軽く、より遠くへ行くための装備ということで、(こんなものまで??)というような物まで軽量化を徹底されている方がいらっしゃるみたいですね。
これもその一つ、超軽量のウォレット、所謂おサイフまで軽くしちゃったよ!てやつ。

しかも、売ってるの高すぎるから作っちゃったよ!てやつ。




頂いたのは「お札&カード入れ」と、「小銭入れ」の2種類です。
クッキング用の量りで計測したら、両方とも僅か7g。普段使っている吉田カバンの布地で出来た二つ折り財布が約90g、休日用の長財布が110gなので、これらの製品と比べてみると結構大きな差になりますね。
素材はお札入れがシルナイロンの70デニール、小銭入れは訊き忘れましたが、もっと分厚い素材のダイニーマ生地。Golite JAMの生地が殆ど同じ厚さなので、210デニールくらいでしょうか。


お札入れは写真でも見れますが、お札を入れるスペースとカード用ポケットが有り、カード用ポケットは内側にぶら下がるように出来ています。その為、外から縫い目が見えないようになっていて、なんとも日本人らしいというか、細やかな細工されてるなァ、と思いました。
そして、お札は簡単に抜けないように、シンプルな袋状のスペースに収納するようになっています。これは軽量化と中身が出ないようにした合理的な仕組みですが、一見お札が抜けにくいのでは?と感じたのは、実は使う前の正直な感想。
ですが、ダイニーマは元々非常に滑りの良い素材なので、意外にストレスが少なくお金にアクセスできました。(勿論、普通の財布よりは出しにくいですけどネ)

それよりも、70デニールといえば「裏側が透けるくらい」薄い素材です。こんな薄い素材で紙幣を折り目無く入れる事が出来るのか?と思いましたが、約1カ月、殆どの毎週末と近所への買い物の度にお尻のポケットに突っ込んで行動していても無問題でした。 そもそも紙幣単独では無く、カードを入れる事も前提になっていますから、少しのストレスじゃ問題無いんでしょうね。

しかも、少しの折り目が付いても、繊維の性質が良いのか縫製がしっかりしているためか、しばらく放置していると折り目が殆ど目立たなくなるのです。








そして小銭入れですが、こちらは実はちょっと使いにくい、、というのが実は正直な感想。。

これは普段使っている小銭入れが、所謂「きんちゃく型」のため、どうしてもそれと比べてしまうためなんですが・・・。
この構造のチャックタイプでは、やはり小銭へのアクセスが容易ではないですね。
恐らく、外で行動していてお金が必要になった時、一番頻度が高いと思われるのは小銭入れだと思います。そのため、スムーズなアクセスは使用感に大きな影響があると思います。

例えばこのチャックを、横面ではなく、トップに持ってくるだけで解決すると思いますが・・・。
でも・・・これは好みの部分が大きいですよねぇ(笑)





あと、これは仕方ないのかもしれませんが、このような財布の特徴である、軽すぎる、という事がデメリットにも。

落しても気付かない可能性が非常に高い。

実は、ふとした拍子に落してしまう事が何度かありました。 ダイニーマの性質でもある「滑りやすさ」も原因の一つ。ポケットに手を突っ込んで、出すだけで、スルリと出てきてしまうんですね。
自分はチェーンなど使わないタイプですが、用途によりチェーンやカラビナを掛ける「耳」が付いているといいんじゃないかな~~。
(もし貴方がおっちょこちょいである、もしくはコレを製品にするなら必要ですよっ)




***


僕は元々登山を趣味としている訳ではなく、渓流釣りについても道楽の範囲を超えません。
しかも、元々においてテレビは全くみませんし、雑誌などの情報誌もなるべく見ないように遮断をしているので(本は月に2~3読みますが)、このようなコンセプトの物が存在することも、つい最近知った者です。

真っ当ななにかのご参考になるかならないのか解りませんが、レビュー的な物を書いてみた次第でゴザイマス。



なんだかんだいって、とても気に入って使っておりますでゴザイマス。


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