テント内でお湯を沸かし、コーヒーで一服。
虹別オートキャンプ場に隣接したシュワンベツダムへ行ってみました。
この辺りでは最も古い発電用ダムだそうです。
ダムの下流で、なんか見えた???
シャケ! |
ダム下流にあるシュワンベツ川は、西別川とちがって、梅花藻が沢山あります。 その中では沢山の白鮭が泳いでいました。体の所々が痛々しくカビてしまっていて、海からの遡上がいかに過酷な物であるかを見せてくれました。
生まれて初めて生きたサケを見ました。
僕は、このテの魚はやっぱり弱いなァ・・・なんだか涙腺緩みます。
それでも西別川と違って、魚の沢山見える川はやっぱり見ていて気分が良いですね。
川から戻ってくると、ダム湖にウェーディングして、なんとフライロッドを振っている方がいました。
北海道に来てから「釣りをしている人」に出会ったのが初めてなので、なんだか嬉しくて、思わず話しかけてしまいました。
聞けばこのNさん、年頃も近くて、意外な共通点などもあったりするのです。
ちょっと話が前後したりではしょりますが、なんと、この方に町まで車で送って頂くことが出来たのです。
これ、所謂ヒッチハイクという奴でしょうか・・・北の旅と言えば、一部で有名な。。?
その後、色んなミラクルが立て続けに起こります。。。
が、色々とナントカに触れる可能性もございますので書きません(笑)
紆余曲折を経て......
北海道、当初の予定通り、忠類川でのサケ釣り開幕~~。
あっちへテクテク。。
ん、、、釣れん(笑)
こんなのは結構見かけるんだけれど・・・なんだか見てると泣けてきます。
俺はこんな可愛そうなのを釣りに来たのか、、って。
ついさっき、生まれて始めてみたサケなんですけどね。
こっちじゃあ、それこそ掃いて捨てるような魚なんですね。
そのうち、ショートヘッドでのスカジットキャストも(大体)思い通りに投げれるようになってきました。
キャスト→メンディング→出来ない(笑)→仕方がないのでラインを少し手繰ってから送り込んでフライ先行→ターン
・・・を、なんどか繰り返していると、岸際の、本当に岸際で。グン?
ぅうん?
なんか、スゲエ引いてる!
#8のダブルハンドがグリップからまがってる!
・・・
魚との綱引き、完全に負けている(汗)
うちの小一のガキンチョより力が強いんじゃないだろか? とか思いつつ、ティペットは02X、漁師結びで結んだ糸は切れる訳がネェ。 おまけに3.6mのハイカーボンロッドにディスクドラグ装備のハイテク釣り具で寄せてきます。
オマケにこちとら柳瀬川のコイで鍛えてるんでぃ(笑)
ああ、なんという空しいハンデ。
そして・・・
キェェ! |
ほっちゃれていやがるぜ(笑)
でも、一応釣った。
大きさは75cmくらい。
背がかりで。
でも、一応釣った(笑)
・・・やっぱり泣けてくる。
サケ釣り、向いていないんじゃないかなぁ。
知らないオジサンに撮ってもらったw |
したんですが、、
やっぱり、後味が悪いんです。
忠類川は良い川だけれども、サケ釣りは楽しいけれども。
僕にはやっぱり、相容れない世界なんじゃないかという自問自答が、2週間経った今でも続いています。
産卵のために遡上して、そこで命の花を散らしていくサケ達。
彼らへ会いに、また来るかもしれないですけれど、その時はどんな気持ちで竿を触れるだろうか。
竿を持たない事が、一番良いというのは判っていますが・・・。
重くて速い忠類の流れ、そんな忠類で見た夜空、天の川は一生忘れる事のない思い出になると思います。
みなさん、また、エゾ鹿の肉を食べに行きます!(謎)
今回の記事はこれにて御免。釣行から2週間も経って、あまりに濃すぎる出来事を整理することが出来ません。
色々と書けない事が山ほどあるけれど、もし将来、山本素石のような自伝的小品が書ける機会があったとしたら・・・・・・その時にでも(笑)
庵野秀明的逃亡を計る方が可能性大ですが(笑)
読まれた方のクレームは甘んじて受けさせて頂きます。
お久しぶりですNです
返信削除記事、読ませて頂きました
車中で話しには聞いていましたが何とも壮大な旅だったんですね
鮭釣りに関しては色々な思いがあるとは思いますが、またコチラに来る機会があれば是非ご一緒しましょう
その時にはユックリお話したいですね
なんとも不思議なご縁でしたが出会えたことを嬉しく思います
またお邪魔させて頂きます
Nさん
返信削除コメント頂けて嬉しいです。
次の北海道も道東で確定ですね(笑)
その時は是非宜しくお願いします。
ほんとつまらないブログですが、生存確用ということで(笑)
どうぞよろしくお願いします。