2013年2月19日火曜日

2月17日(午前) 落合川釣行



近日発売のDP3Mにあやかって、たまにはモノクロで



この日は百渓氏と落合川に行って来ました。
氏はどうやら最近ご無沙汰のようで(笑)前回さんざんこき下ろした落合川にリベンジへ行って来ました。(僕も実質ボウズでしたからネ)

今回は打って変わって釣り人が殆どいません。
少し北風が気になりましたが、この時期なのでしょうが無いですね。吹き下ろしの風では無く、時折穏やかになる合間もあったりして、個人的にこの風はあんまり気にならなかったかな。




釣れるサイズはこのあたり。

そこそこテンポよく釣れます。

この日のように有る程度の風が吹いていても、その風が吹き下ろしで無ければ、この川の特性として他の河川に比べてネガティブな要素が少ない感じです。
この川の場合、たいていの魚はある程度波の立った所で捕食をしているので、後述にも述べますが毛鉤釣の重要な要素であるストーキングがさほど必要にならないと感じました。
それよりも、複雑な流れをいかにドラッグフリーで攻めるか。ヤマベの運動神経がいかによくても、不安定な動きをする毛鉤を咥えられるほど器用なものは僅かです。



・・・何故落合川はストーキングが重要ではないのか?
一般的に、魚は水面の屈折率により水上から見るよりも遥かに広範囲の水上を観察しているといわれていますが(フィッシュウインドウ)落合川は、ほどよく複雑な水流と、それに付随する水草のゆらめき、そしてなんといっても護岸に張り巡らされたフェンスによるカモフラージュ効果が抜群で、釣り人が「かなり」近付いても逃げないと感じました。
この川の場合、水深はおおよそ20cm~50cmほどの場所が多く、このような所で魚が水の中層にいると仮定すると、水の屈折率は約1.33ですから、魚から水上のかなり広範囲が見えていなければいけない筈です。ですが、生き物のように揺れ動く水草とモザイク状のフェンスがそれを上手くカバーしてくれるのか?相当に「寄れる」んです。
これはフェンスにより整備された遊歩道と川との距離と、川から遊歩道までの高さが生んだ落合川ならではの特殊な環境だと感じました。

勿論、安定した水温や豊富な水生昆虫も大きな要因として考えうると思っていますが。



・・・実際に、この日お会いしたmonkey-siteさんに貸していただいた「タナゴ竿改テンカラロッド
システム全長は3m少々、川で振らせていただくと毛鉤と自分の距離が異様に近く思えますが・・・。
釣れるのです。 monkey-siteさんはかなりの釣果を上げているようです。


子供のころからヤマベを知っていますが、このように釣れるヤマベは他ではちょっと見当たらない。。。
餌釣りの方なら理解していただけると思うのですが。警戒心の強いヤマベですよ・・。






また、もうひとつ感じたのがそのサイズ。僕らが釣っていた場所は型が小さく、平均で2年魚くらいの大きさでした。
たまーにこんなのも釣れてしまいます。

これ、#24のフライをガッツリ食ってるんですよ。
モロ頭に刺さってます。 間違いなく、死んじゃうでしょ。




・・・・・・なんだか、落合川の特殊性に触れるにつれ、そして、平均サイズみるに、この時期の釣りそのものを考えてしまう釣行でした。。。











2 件のコメント:

  1. 落合川では、フックサイズ 20番か、22番程度が良いのかも知れませんね。 サイズを限定させる意味でも・・。

    指摘の通りで、ウィードがある分、近づける 至近距離での釣りを楽しめるところが、この川の良いところなのでしょうね。・・同感でした。

    でも・・、物足りない部分が・・、

    それで、柳瀬川へ・・と言う運びになったのですが・・。

    また、宜しくお願いしますね。




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  2. monkey-siteさんお早うございます

    ご返事遅れてすみません・・・。
    物足りない部分・・・ですか。何でしょうね~。
    ぼくは柳瀬川も物足りないですが・・・。

    あと1~2週間で状況もかわりますかね?


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