2012年9月2日日曜日

9月1日~2日 黒目川釣行


9月1日 家族で忍野村へ行った帰り、空いた時間を使って黒目川へ行きました。



写真は1日の夕方頃。
この日の釣果に味をしめ、2日連続で行ってしまった。。。



自宅から柳瀬川は自転車で5分の距離にあります。それに対して黒目川はバイクで15分とやや遠いのです(贅沢な悩みだと我ながら思うけど)そして、黒目川は一時期のヤマベ釣りブームの際に多くの方が興味をもたれたようで、あまのじゃくな自分はあまり足を運ぶ気持ちになれませんでした。
でもこの川の景色は個人的にも好みですし、川の水質も良く(多分柳瀬川の清瀬周辺よりも奇麗です)また魚影の濃さも素晴らしいのです。行かなかったのは、釣り人がたくさんいるのが嫌だから。





この日は連日の残暑の影響か、天気がぐずつき、さっきまで訪れていた山梨県でもお昼過ぎから雨。帰りの高速道路でも通り雨を何度かくぐりました。東久留米市でも天候の影響があったようで、訪れた時は10cmほどの増水、やや笹濁りの状態でした。






最初は水が濁っていたのでウェットフライを流したんですが、これといった反応が見当たりません。
何度かコツコツと来てる? ようだけど。。

そのうち単発のライズが始まったのでドライフライに変えてみると。
すぐに出たのがこのサイズ。

咥え方が上手い。ドラッグフリーで流れた毛鉤にむかって出る、小さな小さなライズを「一呼吸置いて」アワせて バシ!
そして、その後も良型が連続HITです。


ウェットを何度か流してライズが始まる・・・なんてウブな魚達なんでしょ(笑)
こちらがウェットフライでカゲロウ類のハッチを演出してやると(稚拙ながらも!)、1尾・・・2尾・・・・・・とライズが始まり、それを見た他の魚達が息を合せるように水面へ意識を持ってゆくのです。 そこをドライで叩くとすかさずバチャッ!と。

そういえば前に2~3度来た時も、そんな感じで出てきてくれたっけ。




結局この日は4時半~日没頃まで沢山のヤマベに遊んでもらう事が出来ました。
ドライフライのみでしたが、HIT率は6割を超えていたと思います。

婚姻色の出た雄は2尾、サイズは最大で15cm程度。
魚はどれも引きが強く、掛けた後もなかなか楽しむことができました。




 ***







9月2日は5時20分頃からスタート。

水位は昨日と同じく10cmくらいの増水でしたが、濁りが強い。


朝から、豪雨→くもり→豪雨→くもり→豪雨・・・と続き、亜熱帯の雨季のよう。

この日も午後の雨が止んだ合間に向かいましたが、着いて15分ほどでバケツをひっくり返したような雨!竿を畳む間もなく雨が身体を叩きます。 そして川はみるまに増水。

強雨の中雨宿り中
空ではカミナリゴロゴロ、黒い雨雲が勇み足に流れていきます。ずいぶんと低いところを雲が飛んでいるなァ。

ザワザワと木が騒ぎ、雨の強さで水が橋の下にも吹きこんできます。
川の音と雨の音が混じり合ってなんだか凄い。川面は見るからに重く強く、土砂を運んでいます。風はひんやりとした飛沫を顔に吹き付けます。あたりは雨と土の匂いが立ち込め、雨宿りをしている橋の下には雨を逃れてハトやら虫やらが集まってきました。 僕の隣には「ゲジゲジ君」も雨宿り。
もうこうなってしまっては、種族も関係無いですね。仲よく雨宿りするしかなさそうです。

不思議と?雨や水に対して怖いとかは全くなく、なんだか久しぶりの雨に川や草や木々も喜んでいるように見えて、穏やかな気持ちでじっと見てしまいました。




30分ほどの雨宿りの後、雨雲の切れ間をぬって帰宅。
帰宅時にはこの写真よりも20cmほど水が増えていました。



釣果?  これだけの濁りでも、ドライフライで2尾出ましたよ。



黒目川のヤマベ、おそるべし。


3 件のコメント:

  1. 黒目川いったんですね〜。
    湧き水が豊富で、いい川ですよね。
    散歩するだけでも心が和みます。

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  2. こんにちは

    なんだかすごい天気でしたね。
    沢に居たら身の危険を感じるほどだったのでは?

    それでも、ドライフライに出てくるんですね。
    元気のいいやつですね。

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  3. sancheさんこんばんは

    和む川ですね、本当に。
    街のド真ん中に現れるチョークストリーム。貴重な川です。



    自転人さんこんばんは

    あの週末沢にいたら、大変だったでしょうね~。

    まっ茶っ茶で水深10cmも見えるか見えないか?の状況でしたが、
    単発のライズ(!)めがけたら一発でした。2バイト2キャッチ。
    彼等はほんとうに目が良いです。運動神経も。

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