3月17日 養沢釣行

朝、身支度をしてバイクで秋川方面へ向かいます。

福生とあきるの市の間にある小さな山を抜けると、、、急に気温が低くなってきました。


うーん、、なんだか寒いぞ（汗笑）
檜原村までいけるのかしら。

お昼さがりの事務所

・・・そうだ、養沢へいこう。（挫折）




事務所到着は6時10分頃。
番号は3番でした。

なんだこりゃ（笑）

素敵な手書きのＭＡＰ

 ・・・火事で喪失してしまった事務所、とても奇麗に立て直されておりました。
なんだか前よりも良い雰囲気になっていましたよ。

手書きのＭＡＰがグレードアップされていたり、養沢ブログでおなじみの奇麗なフライ販売ケースがあったり、カップ麺が買いやすくなっていたり（笑）細やかな配慮が素敵でした。



外のテラスはとても広くなっていて、もう少し暖かくなったら日向ぼっこしたいですねぇ。
・・・などと、事務所のおねえさんとしばし歓談しつつ、コーヒーとストーブで冷えた身体を温めさせてもらいました。

あー、暖かいなぁ。














降りた川辺は4度、水温は7度。

最初はシマケンコイルで沈めて釣りますが、なんだか小渓流でこんな釣りするのなら、極小のインジケーターでも良い気がしてきた（笑）どうも流れに揉まれて沈んでしまうケースが多く、上手く流せるにはもう少し浮力があった方がいいんじゃないかと思うのです。
小さなインジケーター、自作もいいけど、シンセマテリアルやヤーンでは風の抵抗も気になる。スムーズなキャストもしたい。monkey-siteさんが使っているタイプのでも、こんど買ってみようかなぁ。

そして、とりあえず上弁天で本日最初の1尾。
養沢の放流マスらしい、色っちろい奴。冬に何度か通った朝霞ガーデンのマスと比べると、朝霞ガーデンのニジマスは色も濃くて、鰭も張っていて良く引くコンディションの良い奴らでした。
逆に自然の景観が美しい養沢で「あー釣り堀なんだなぁ」と思う残念な瞬間です。

お久しぶり（笑）のハヤさん。
白いニジマスより、こちらの方が嬉しいですね。この釣り場では毎度毎度の良いキャラしてます。






 その後順当に白いニジマスを追加し、小さな流れから出てきたのは・・・

真っ黒にサビた養沢生まれのニジマス。
これは嬉しい一匹！

その後9時には気温も上がり始め、場所によっては川面に陽がさしてきました。
コカゲロウを模したドライフライに換えて、放流モノのニジマスとヤマメを数尾追加。

そしてお昼ごろから風が吹き始めてきます。
それに合わせるように、こんな場所では激しいライズも。




 川面には風が吹き下ろしていて・・・風の合間に、かなりの激しいライズ。
なだらかな瀬ともいえないような、トロ場ともいえないような場所で。。。


（こんなパターン、去年神流川でみたぞ・・・）







ライズの正体は・・・

フタオカゲロウ

やっぱり君だった。

魚達、これのスイマーを水面下で捕食していたのです。
フタオカゲロウは幼虫の状態で水面直下を川岸に向かって泳ぎ、陸の上で羽化します。
これが大量にハッチすると、ヤマメは泳ぎまわる幼虫を食べる為に水面直下で彼らを捕食します。間違えちゃいけないのは、ライズが激しくても水面上のフライでは効果が薄い事。

水面直下をフェザントテイルニンフなどでだだ流しするか、どうせ浮かべるなら大きなフライで。

奇麗なヤマメ！

・・・この日、思惑どおりにフライフィッシングが成立した瞬間！

ポカポカ陽気の養沢、満腹なくらい釣って、午後2時には気持ち良く竿を納めます。

次は釣られるんじゃないぞー

事務所～4km上の最上流部まで歩いて釣り上がりました。
帰りはテクテク戻りながら、竿抜けを狙っての釣りとなりました。





因みに、適当な放流ヤマメを3尾、川で〆て持ち帰って美味しく頂きました。
贅沢な一日でございました。