2012年8月28日火曜日

8月27日 ヤマトイワナに会いたかった


25日、sancheさんと別れた後その足でかみさんの実家に。
武蔵五日市のお祭り「ヨルイチ」に出かけた後、深夜までご近所の方たちと飲んで楽しみました。
26日は近所の子供たちと一緒に遊び、まったりとしつつ帰宅。


そしてその日、26日の夜に腐れ縁の百渓氏と一緒に一路中央道へ向かいました。


3時間ほど走った後、現地でビールを乾杯。夜明けを待ちます。


夜空には星が舞い風は穏やか 聞こえるのは虫の音と獣の声。

時折穏やかな風が吹き抜ける深夜の山々、最高ですなぁ。





朝4時20分頃起床。

百渓氏との釣行では定番メニューになりつつあるホットサンドとアイスコーヒーの朝食を。

ここは標高1000mほど。
実は、当初の目的地よりも大分手前で林道のゲートが閉っていたために先に進む事が出来ず、予定外の場所にテン場をはりました。当初はもっと先の場所まで車で入り、そこから2時間歩いてヤマトイワナを釣る筈だったのです。


仕方がないので、2人でどこまで歩こうかと相談しながら準備を進めていると、たまたま車に自転車を積んできた方とお話をすることができました。
どうやらその方達は自転車でポイントまで2時間ほど走り、ヤマトイワナを釣るのだそうです。どうやら僕らが向かうはずだった周辺へ向かう予定との事でした。

僕らが当初向かうはずだった場所を告げると、「4時間は歩かなくてはならないよ」と仰ってくださり、ご親切に別の沢を紹介してくれました。紹介された沢はこの場所から歩いて1時間ほど。

結果的にはその情報が吉となったのでした。









その方達と別れた後、夜明けの林道をひたすら歩きます。

途中でニホンザルの群れがお出迎えしてくれました。
結構な数で、数十匹はいたんじゃないかな。そういえば、夜にはシカの親子も見たっけ。



夜明けごろの気温は17度ほどでしたが、日が昇るにつれてみるみると気温が上がります。





そして、ほぼ教えて頂いた通りの時間を歩いて現れたのはこんな沢。

デカいザックに釣り竿とカメラと。 しんどいな~(笑)とか思ってたら微妙な写真になってしまった。



機動力の高いテンカラ百渓氏に先行してもらい、僕はモソモソと準備をします。
そして追いつくと、「反応あるよ」との事。

1匹釣るか、1回バラすか、3回何処かに仕掛けを引っかけるかで交代するという事でSTARTします。







そして・・・

ほどなくして釣れたのはこのニッコウイワナ。

山梨県が無造作に放流してまわる外来魚ですね。
サイズは26cmほどでしたが、ゆったりとフライが消える出方で気持ち良く釣りあげる事が出来ました。




入渓した場所が悪かったため、何度か上へ下へと移動しましたが、結局この沢で結構楽しむ事が出来ました。

すぐに百渓氏も1尾釣り、お互いに良いテンポで釣ります。




僕が次に釣れたのはニッコウとヤマトのハイブリッド。

ニッコウ特有の白点が尾鰭に向かって強く、頭は無班の個体でした。
デップリと抱卵した22cmほどのメス。

う~~ん、どうだろう、一応、「ヤマトを釣った」て事で良いのかな?いやいやいやいや・・・。






こんなところや・・・。



こんなところから・・・

イワナらしいゆったりとしたフォームで出てくれます。サイトフィッシングなんて、贅沢な釣りですなぁー。

先行で釣りしていると、後ろに気を使ってカメラを構える事が出来ません。
そのためにシャッターを切ると大体前に同行者がいるんです(笑)

しかしテンカラって見てて面白いなー。





適当に釣り歩き、結局2尾釣り上げて3尾バラし。
言い訳のようですが、バラしたのは半分わざとの点もあったので、実質なかなか良い釣りだったと思います。百渓氏も同じようなパターンでしたので、じっくり一人ならツ抜けいけたでしょう。

この沢でも堰堤と渇水の影響でポイントが限られてしまい、この時期の釣りの難しさを考慮に入れると、なかなか素晴らしくまた来たいと思わせる釣り場でした。
じつはその後に本流でも竿を振るのですが、取水堰の影響か?粘土質の泥による白っぽい濁りが目立ちだめでした。これはもう、単純に魚いねぇだろうと言う感じで。
やはり良い魚を釣るには足で稼ぐのが一番、ってことですかね。







結局、沢から上がってきた道を戻り、適当な支流で竿をだしたりしつつも、反応が得られず。
原因はやっぱり開発の影響ぽかったです。堰堤・テトラ・本当にこんな所にいるものなのかしら?




本流で竿を振った時は、初めて野生の熊を見かけましたが、お尻が可愛かったな。
もう少し近くで見たかったと、結構本気で思います。ヒグマはマジヤベェ!らしいですが、月の輪グマ可愛いですよ。






 大きな大きな一枚岩に生えるアカマツの木。

百渓氏が アレヤベエ!ザ・ジャパン! とか言っているのが可笑しかった。
(しかも行き帰りおんなじように)





帰りにあった水神様の祠で手を合わせ、その水をいただくことに。
見た目がショボすぎるのでちょっと怪しかったのですが、触ってみてその冷たさにビックリ!帰り道の外気温は28度だったのですが、水は10度以下なのでは?と思うような冷たさでした。

歩き通しの帰り路には本当に有難い神様のお水でございました。








帰り際に見つけたお風呂屋さんで一浴びし、小一時間の爆眠。

そして甲斐もなく別の沢で竿を振り、チビアマゴと戯れて帰りました。
話が長くなったのでこの辺で。




百渓氏、来年は自転車積んでリベンジだ!


4 件のコメント:

  1. こんばんは
    百渓さんとは幼馴染ってところでしょうか?
    良いですね同趣の友人って・・・羨ましいですよ!
    しかし、こんな水溜りのようなところでも魚は
    いるんですねぇ
    それとテント泊とかほんと楽しそうです。
    わたしも来シーズンはいよいよプチ源流デビューします。
    期待もありますが不安の方がたくさんですよ(笑)

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  2. はやさんこんばんは

    幼馴染ってほどから昔でも無いですが、まぁ色々とウマが会いますね。
    写真だと水たまりみたいなのばかりですが、ちゃんと水は流れています(笑)
    ちなみに僕はテントが間に合わず車中泊、彼はテントでした。
    不安はありましたが、山の麓でビール飲めば楽しさの方が勝りました。

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  3. 遠征釣行お疲れ様です。

    私はまだ渓流でクマデビューしてません。
    怖い存在でもあり、興味ある存在でもあります。

    写真きれいです!

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  4. ボ・ロバンさんおはようございます

    クマ見ましたが、遠かったですよ(笑)
    ボ・ロバンさんはヤマト釣られていましたね。うらやましぃ~。
    写真有難うございます。構図もっと勉強しないといけませんね。

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